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【インタビュー】「全てが貴重な経験でした!」U15チーム 木幡雅之選手の海外挑戦!



 B.LEAGUEは第1のミッションである「世界に通用する選手の輩出」のため、1人でも多くの選手が世界で活躍することができるよう、日々高い競技力を求めて試合が行われています。

 仙台89ERS アカデミーでは「仙台89ERSのプロ選手を輩出する」ことを第1のミッションとして掲げ、その実現のために、特にユース(U15/U18)チームの選手たちには、挑戦することの大切さを伝えています。

 

 そこで今回は、この夏にアメリカのフロリダにあるIMGアカデミーで開催された「2024 SUMMER BASKETBALL CAMPS」に1人で挑戦したU15チームの木幡雅之選手にインタビューをしました。

 

①初めて1人で海外(アメリカ)に挑戦した感想やキャンプ中のエピソードを教えてください。

 

 まずは、IMGのキャンプに参加した同じ学年の選手たちの個人スキルが本当に高く、ほとんどの選手が当たり前のようにダンクショットをすることに驚きました。日本では経験できない刺激のある環境で、そして国籍の違う選手たちと一緒にバスケットボールができたことは、貴重な経験となりました。

 特に大変だったことは、時差の違いと食生活です。フロリダと日本の時差は13時間もあります。飛行機の中で、しっかりと寝て、万全の体調でキャンプに参加しようと思っていましたが、到着したのが夜だったので、また寝なくてはいけないことに困りました。キャンプの初日と2日目は時差のこともあり、キャンプのプログラムが調整から入るようになっていましたが、本当に時差に体を順応させることの難しさを経験しました。

 また、食生活に関しては、日本の食生活に慣れていることもありますが、アメリカの食事の量や脂分の多さにも悩みました。日本の食事は本当に恵まれていることを確認できたことも大きな経験でした。いつも親が作ってくれる食事に感謝したいと思います。

 キャンプ中は全て英語で話さないといけないため、最初は大変でした。しかし、多くの参加者が同じような状況でもあり、大切なことは片言でも話す勇気と伝えようとする気持ちだということを学びました。参加した仲間たちも、わからないことがあれば、教えてくれて、英語がわからないことに悩むよりも、積極的にコミュニケーションを取ろうと助けあえたことが本当に嬉しかったです。この経験を通して、日本に帰ってきてからも、英語に対しての苦手意識は無くなったと思います。





②「2024 SUMMER BASKETBALL CAMPS」に参加した成果や感想を教えてください。

 

 バスケットボールのキャンプに参加した選手が120人ぐらいだったので、毎日2つの体育館(コート6面)やトレーニングルームや室内陸上競技場などで練習をしました。1週間のキャンプでしたが、私は「週間MVP」を獲得することができました。ダンクを試みる仲間へのアシストや、仙台89ERS U15チームでも取り組んでいる積極的かつ激しいディフェンス、自分の武器である3ポイントショットが、MVPに選ばれた理由でした。これからも自分の長所を伸ばしていきたいと思います。

 キャンプを通して、たくさんの国の選手たちと一緒にプレーすることができ、仲間を作ることができました。バスケットボールを通して海外の選手と仲間になることができた初めての経験だったので、本当に貴重な経験ができたと思います。





③今後の目標について教えてください。

 

 まずは、仙台89ERS U15チームの選手たちと一緒に目標を達成したいです。

 そして、次の目標はB.LEAGUEの舞台に立つことができる選手に成長し、夢であるNBAに挑戦したいです。将来はプロ選手として仙台89ERSでプレーして、地元である宮城に、仙台に恩返しがしたいと思っています。

 私は、昨シーズンまで仙台89ERSに在籍していた岡田泰希選手(現滋賀レイクス)が大好きで、いつもプレーを見て学び、岡田選手のような選手になりたいと練習をしてきました。また、心から憧れている選手は片岡大晴選手です。練習でも、試合でもどんなときでもチームを鼓舞する大きな声、プレーをするときのエナジー、コートの外でもチームのことを1番に考えて行動する姿勢や、チームへの深い愛情を感じる発言に、いつも感動しています。岡田選手や片岡選手のようなプロ選手になることができるよう、IMGアカデミーでのキャンプの経験をいかして成長していきたいです。




 初めての海外挑戦をして、大きく成長した木幡選手。直近では、11月上旬に開催される「全国U15選手権大会宮城県予選」で優勝し、来年の1月に開催される「全国U15選手権大会」への出場を目指します。そして、全国大会で勝ち上がることが大きな目標となっています。

 また、来年3月に開催される「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2025」では、仙台89ERS U15チームとしては、初となるタイトルの獲得に燃えています。

 木幡選手をはじめ、仙台89ERS U15チームの活躍と成長をご期待ください。

 皆さまの黄援をよろしくお願いいたします。

 

※【お知らせ】仙台89ERS U15所属 木幡 雅之選手IMGアカデミー主催「2024 SUMMER BASKETBALL CAMPS」へ挑戦決定!についての記事はコチラ


※IMGアカデミー説明会開催についての記事はコチラ

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