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【U15チーム】レバンガ北海道U15チームとの合同合宿!大きな収穫となった北海道遠征!



 仙台89ERS U15チームは、10月12日(土)〜14日(月)までの3日間、北海道恵庭市にある恵庭南高校の寮に宿泊させていただき、恵庭南高校の体育館を会場に、レバンガ北海道U15チームと合同合宿をしました。仙台89ERS U15チームの選手全員が参加した初めての県外合宿の様子をお伝えいたします。



 10月12日(土)早朝6:40に仙台駅始発の新幹線はやぶさ95号に乗り、北海道に向かいました。仙台駅から新函館北斗駅に到着し、特急電車に乗り換えて南千歳駅へ。南千歳駅からは普通列車に乗り換えて恵庭駅に到着。長距離移動、2回の電車の乗り換え、強度の高い相手との試合、全員での宿泊、たくさんの困難がありましたが学年など関係なく、みんなで助け合って行動してくれました。



 新幹線や電車の中では、黙々と勉強をする選手、ひたすら睡眠をとる選手、このときをチャンスと捉えて多くの選手とコミュニケーションをとる選手、いろんな過ごし方をしていました。晩秋の北海道は、想像以上に寒暖差があり、想像した以上に寒かったです。選手たちは口々に「さすが北海道だ…」と話していました。



 今回の合宿会場である恵庭南高校に到着後、恵庭南高校の選手たちの胸を借り、やはりさすがは高校生という強さを目の当たりにしました。恵庭南高校は、U15チームの見崎コーチの母校でもあり、真剣に試合をしてくれました。会場、宿舎をお借りして、育成にもお力をお借りしました。本当にありがとうございました。

 試合後、宿舎に戻り、仙台89ERSのトップチームの試合をバスケットLIVEで見て熱く黄援し、気持ちをリセットしました。



 2日目(10月13日)は誰も寝坊することなく、朝6:00に起床し、全員で散歩と体操を行いました。北海道の寒さを肌で感じながら、体を起こし、試合に備えました。



 いよいよ、この日からレバンガ北海道U15チームが合流し、本格的にBリーグのU15チーム同士で熱く闘い合いました。レバンガ北海道の皆さまからのお心遣いをいただき、15歳の選手同士、14歳の選手同士、13歳の選手同士で試合をしました。

 また、15歳の選手同士の試合には14歳の選手を、14歳の選手同士の試合には、13歳の選手も混ぜて試合を行いました。両チームが試合の結果よりも、それぞれの選手をしっかりと育成したいという強い想いの中で、試合をすることができました。仙台89ERS U15チームにとっては、本当に素晴らしい機会をいただきました。



 試合後、宿舎に戻ってミーティングを行いましたが、選手たちの顔に疲労の色が濃くなっていることを感じました。しかし、選手たちはレバンガ北海道U15チームの選手たちよりも成長したいと、明日への奮起を誓いました。

 レバンガ北海道U15チームと合宿をさせていただいて感じたことが3つあります。

 まず1つ目は、レバンガ北海道U15チームの選手のほとんどが高い身長で、筋力があり、体格に恵まれていました。栄養指導やトレーニングの指導がしっかりとされていることを実感し、私たちも食事とトレーニングをがんばろうと誓いました。

 2つ目は、特にガードの選手が積極的かつ強く鋭くリングにアタックすることです。確かに筋力と体格に恵まれている選手たちですが、明らかに意識の違いだと感じました。試合序盤は、全く守ることができなかったので、本当に勉強になりました。

 そして3つ目は、将来性のある選手がたくさん所属しているということでした。レバンガ北海道といえば、内藤耀悠選手がU15チームからU18チームに昇格し、U22枠選手としてトップチームの選手となっています。第2の内藤選手が育成されていることを実感しました。長身選手が着実に育成され、オールラウンダーとして育っていくことを予感でき、私たちもがんばらないと!と決意を新たにすることができました。




 今回の北海道遠征で良かった点は、レバンガ北海道U15チームの高さに対して臆せずに向かうことができたこと、そして私たちの強みであるアウトサイドシュートを打ち切ることができたことです。こういった良い点を、今後に繋げ、来るべく大会に向けて精度を上げていきたいです。

 また、チーム全員での新幹線移動、みんなで一緒に食事をしたことや寮で生活したことなど、学ぶことがたくさんありました。これから全国大会に挑むにあたり、チームにとって、貴重な経験となりました。



 3日目(10月14日)は、午前に試合をして、すぐに仙台への帰路につきました。夜に到着した仙台駅では保護者の方が迎えに来てくれて、遠征の報告と感謝のお礼を伝えることができました。あっという間の北海道遠征。選手たち全員が大きく成長することができた3日間になりました。



 上山U15チームHCは、この遠征を通して「今年度4月から積み上げてきたことは間違いではないんだという自信が、確信に変わった遠征となりました。本当に大きな収穫となりました。しかし、まだまだチームとして、個として成長段階であることも実感したので、今後は、より細かいところに目を向けて練習していきたいです。来年の3月まで試合は続くので、最後の最後まで戦い抜けるようしっかりと準備します。最後に、恵庭南高校の皆さま、レバンガ北海道の皆さま、そしてこの合宿の開催にご尽力いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。」と今後の成長への決意と、合宿の開催に対する感謝を述べた。



 さて、いよいよ11月2日から仙台89ERS U15チームは「仙台89ERS U15チーム」と「仙台89ERS U15-GRINDチーム」の2チームに分かれて、来年1月に東京で開催される「第5回全国U15バスケットボール選手権大会」の出場権をかけた、宮城県予選に挑みます。昨年度は、JBA推薦枠で全国大会に出場させていただきましたが、今年は優勝して出場を決めたい。そして、できることならば、宮城県の決勝戦で、仙台89ERS U15チームvs仙台89ERS U15-GRINDチームの対戦を実現させたいと意気込んでいます。

 大会まで残り2週間となりました。選手たちの気合いも準備も十分です。

 ぜひ!皆さまからの黄援をお願いいたします。

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